物件名 | : | Roll Wall House | |
所在地 | : | 東京都足立区 | |
主要用途 | : | 一戸建ての住宅 | |
発注者 | : | 個人 | |
用途地域 | : | 第一種住居地域、第三種高度地区、防火地域 | |
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 | |
階数 | : | 地上2階 | |
最高高さ | : | 3.715m | |
最高軒高 | : | 3.578m | |
前面道路 | : | 東側6.000m | |
敷地面積 | : | 230.890m2 | |
建築面積 | : | 113.850m2 | |
延床面積 | : | 180.580m2 | |
設計期間 | : | 2007年4月1日〜2007年12月28日 | |
工事期間 | : | 2007年12月29日〜2008年8月11日 | |
担当 | : | 中佐昭夫、遠藤千裕 | |
構造設計 | : | 草間徳朗/草間構造設計室 | |
設備設計 | : | – | |
掲載 | : | 『建築知識』 2014/04月号 エクスナレッジ | |
: | 『建築知識』 2013/10月号エクスナレッジ | ||
: | 『こだわりのデザイナーズ住宅』 NIKKEI 住宅サーチ | ||
写真 | : | 矢野紀行 | |
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1枚の長い壁をぐるぐると2回転半、巻いてつくった住宅。 建て主は夫婦2人で、子供が3人いるが、それぞれすでに結婚して独立している。だから部屋数はそんなに要らない。その代わり、収集した美術品を飾りたい、来客が多い、広いキッチンがほしい、親族であつまってにぎやかに過ごしたい・・・色々な要望があった。それらを空間に置き換えて、長い壁で巻いて、ひとつにまとめている。 壁の外側はタイル張り、内側は塗装。壁に対して、窓は角型に開け、ドアはアーチ型に開けた。中庭に面した窓からは「半巻き先」のタイルや塗装が見え、ドアを抜けると「ひと巻き先」の空間へ近道できる。 壁はエントランス部分が最も高くてパラペット上端が9m、そこからだんだん下がっていって、最後の中庭部分では7.5mになる。中庭の採光を考えるとパラペットは低いほうがいい。それが結果的には、単調な箱型になりそうだった建物外観に微妙な変化を与えている。 -中佐昭夫- |