2024年のグッドデザイン賞を「津久井ヶ丘幼稚園」が受賞しました。
『このプロジェクトは、人口3万人弱の地域社会において、保育施設が地域住民の育成に果たす重要な役割を十分に考慮し、保育施設をコミュニティ継続の担い手かつ証人として捉え、リニューアル・建替えする際にコミュニティセンターとしての役割も担えるようなデザインを施している。建物の機能性を優先しながら、広々としたポーチを作り、バスの乗り換えや住民の集合場所など複合的な利用を可能にした。反り返った大きな屋根が印象的で実にユニーク。出生率が低下する昨今、コミュニティ建設における保育施設のポジティブな役割を際立たせ、子どもに優しい街づくりの意義を明確に打ち出している。』との評価コメントをいただきました。
-中佐昭夫-